結い農園について

全国イチの農村文化村を目指しています

  飯舘村は阿武隈山系の山間高冷地にあるため、主要産業である農業は厳しい気象条件に悩まされ、若者の村外流失と過疎化が進行する村でした。

 「こんな寒村イメージを変えよう!!」を合言葉に、1985年村の若者が「夢想塾」を 立ち上げ、いままでには考えられなかった、”村おこし運動”が始まりました。

 その中でも「飯舘牛のブランド化」「ほら吹き大会」「若妻の翼」などは、マスコミ等に大きく取り上げられ、「村おこしの村「元気のある村」「アイディアの村」と して全国から多くの視察者が訪れ、「最も美しい村」にも選定されました。

 特に「飯舘牛」は芝浦市場で全国のトップクラスのブランド牛と同質と認められ、 名実ともに本格的な村づくりが軌道にのった矢先でした。2011年3月の東日本大震災 に伴う原子力発電所事故により全村避難を強いられ、村民生活と村づくりは根底から破壊されてしまいました。

 6年間の避難生活は解除されましたが、帰還者は25%程度と少ない状況です。そうした中にあっても厳しい立地条件で暮らしを築いてきた、相互扶助の精神、人や物を大切にするまでいの精神が、飯舘村には脈々と息づいています。

 この先人が培ってきた”助け合い、支え合いの結いの精神を基本理念”に、地域住民はもとより、支援者などと提携しながら、震災前以上の素晴らしい農村文化の再興を目指しています。       

令和5年晩秋 長正 

所在地福島県相馬郡飯舘村飯樋字笠石140-1
(大久保・外内集会所)
代表者長正増夫
社員飯舘村大久保・外内の農家全世帯
ただし地区外の方であっても社員となることができます
生産品目エゴマ、ソバ、ホーリーバジル
TEL0244-32-1666
FAX0244-32-1645